ホテル風早から歩く、約30分の小さな夜散歩。昼間は、お店を訪ねたり、歴史ある建物を眺めたり。たくさんの人が行き交う豆田町。でも、お店が閉まり、人通りが少なくなるころ、町は昼とは少し違った表情を見せてくれます。街灯に照らされた細い路地。白壁に隠れた小さな意匠。水路を流れる水の音。そして、季節によっては鈴虫の声も。これは、観光名所を巡るためのマップではありません。いつもより少しゆっくり歩いて、夜の豆田に隠れているものを見つける、小さな散歩のご案内です。NIGHT WALK MAP所要時間:約20分|ホテル風早発着※夜間ですので、お足元や車の往来には十分お気をつけください。※住宅もありますので、静かに散策をお楽しみください。START風早を出たら、まずは細い路地へ。メインストリートを歩くだけではなく、時々、その横を覗いてみてください。豆田町には、メインストリートから垂直に伸びる細い路地がいくつもあります。昼間には何気なく通り過ぎてしまう場所も、夜になると街灯に照らされ、どこか懐かしい雰囲気に。まずは少し寄り道してみましょう。FIND 01玄関先の「パイパイ」を探してみる。町を歩いていると、お店や家の玄関先に、不思議な飾りを見つけることがあります。日田では「パイパイ」と呼ばれるもの。日田祇園の山鉾を飾るために地元の人たちが手作りし、祇園が終わったあとには、魔除けとして玄関先などに飾られています。華やかな祭りが終わっても、町の暮らしの中には祇園の名残が残っています。今夜はいくつ見つけられるでしょう。LOOK UP豆田町は「二階」がおもしろい。昼間に豆田町を歩いていると、ついお店やショーウインドウに目が向きます。夜は、少しだけ目線を上へ。白壁の二階をよく見ると、一軒一軒に違った意匠が隠れています。お米屋さんには「米」の文字を立体的にあしらった壁。別の町家には、特徴的な形をした窓。「あの家はどうだろう?」そんなふうに、二階を見比べながら歩いてみてください。FIND 02夜道に灯る、今夜の言葉。夜の豆田を歩いていると、和紙に文字が書かれた小さな灯りに出会います。私たちが8月に歩いた夜に見つけたのは、「葉月」「猛暑」という言葉。同じ灯りでも、場所によって書かれている言葉が違います。なぜ、この言葉なのでしょう。季節によって変わるのでしょうか。そんなことを二人で話しながら、今夜の言葉を探してみるのも楽しみ方のひとつです。FIND 03白壁に、小さな「かべちょろ」。夜の白壁に目を凝らしてみてください。運がよければ、小さな生き物がちょろちょろと動いているかもしれません。ヤモリです。でも日田では、ヤモリのことを親しみを込めて、「かべちょろ」と呼びます。白い壁だから、夜は意外と見つけやすい。今夜は何匹、出会えるでしょう。LISTEN写真には写らない、豆田町。ここでは、一度スマートフォンから顔を上げてみてください。町の中を流れる小さな水路。人や車の音が少なくなる夜には、さらさらと流れる水のせせらぎが、昼間より近くに聞こえます。暑い夏の夜にも、音を聞いているだけで少し涼しく感じられるから不思議です。少し立ち止まって、町の音を聞いてみてください。FEEL夜の花月川で、ひと休み。町家が続く通りから花月川へ出ると、景色がふっと開けます。昼とは違い、人の少ない夜の花月川はとても静か。川を眺めながら、少しだけ立ち止まってみてください。町の灯り、川の音、夜の風。何もしない時間も、夜の豆田の楽しみです。LISTEN AGAIN秋の夜、耳を澄ませる場所。秋になると、⑧のエリアでは鈴虫の声が聞こえてくることがあります。何かを見る場所ではありません。少し立ち止まって、耳を澄ませてみてください。聞こえるかどうかは、その夜の小さなお楽しみ。今夜は聞こえるでしょうか。ONE MORE FIND帰り道は、足元を見ながら。夜の豆田をひとまわりしたら、風早へ。でも、最後にもうひとつ。帰り道では、少し足元にも注目してみてください。町の道路表示の中に、下駄のかたちをしたものがいくつか隠れています。ひとつ見つけると、もうひとつ探したくなるかもしれません。GOALおかえりなさい、ホテル風早へ。夜の豆田はいかがでしたか。昼間には気づかなかったものを、ひとつでも見つけていただけたでしょうか。お風呂に入って、あとはゆっくりと。そして明日の朝、もう一度同じ町を歩いてみてください。昨夜とはまた違った豆田町に出会えるかもしれません。昼も、夜も、朝も。町の時間そのものを楽しむ旅を、ホテル風早から。[ホテル風早の宿泊プランを見る]