― 家族と迎えた滞在型ウェディング ―私たちが結婚式場を探し始めたとき、一番大切にしていたのは「ゲスト一人ひとりとゆっくり過ごせるアットホームな雰囲気」でした。遠方から来てくれる家族も多かったので、式の時間だけでなく、前後の時間も含めて無理なく、落ち着いて過ごしてもらえる場所を探していました。そんな中で見つけたのが、宿泊体験付きのウェディングフェアでした。実は以前、旅行で泊まったことのある場所で、「また泊まりたいな」と思っていたところだったので、ご縁を感じてフェアに参加することにしました。話を聞くうちに、“結婚式の一日”ではなく、“滞在そのものを大切にする結婚式”という考え方が、私たちの想いにぴったりだと感じ、滞在型ウェディングを選ぶことにしました。オンライン中心の打ち合わせでも、不安はありませんでした打ち合わせは毎回オンラインでした。正直、最初は「ちゃんとイメージできるのかな?」「当日はどうなるんだろう?」という不安もありました。でも、回を重ねるごとに、私たちのペースに合わせて丁寧に話を聞いてくださり、細かい質問や、少し変わったリクエストにも一つひとつしっかり対応してもらえました。サプライズの相談などもあったので、細かく確認できたことが、とても心強かったです。打ち合わせを終える頃には、「きっと大丈夫だね」と、自然と安心できていました。午後から始まる、ゆとりのある一日参列者は全員遠方からだったため、無理なく来てもらえるように、結婚式は午後からのスタートにしました。移動の時間に追われることなく、それぞれが落ち着いて集まれたことも、私たちにとっては大切なことでした。支度を終えたあとは、豆田町の町並みへ。歴史ある町並みの中を歩きながら撮影ができた時間は、どこか観光に来たような、自然なひとときでした。緊張しすぎることもなく、ふたりらしい表情を残せたのも、この場所ならではだったと思います。家族に迎えられて始まった挙式入場のとき、少人数だからこそ、一人ひとりの顔がしっかり見えました。大勢の前で緊張するというよりも、「いつもの家族の前にいる」という安心感がありました。リングベアラーのサプライズでは、会場がふわっとあたたかい空気に包まれ、自然と笑顔が広がりました。少人数の結婚式は静かなものになるのかなと思っていましたが、実際は、距離が近いからこその一体感がありました。料理の時間が、より深く心に残りました初めて相談会でいただいた鰻のレアかつがとても美味しくて、「ぜひ家族にも食べてもらいたい」とお願いしました。私たちが気に入った料理が家族からも大好評でとても嬉しかったです。人数が少ない分、料理をゆっくり味わいながら会話を楽しめたことも、この日の大きな思い出になりました。笑い声が広がったケーキの時間妹へのサンクスバイトや親からのお手本バイト。そしてふたりのファーストバイト。会場にはたくさんの笑い声がありました。「少人数だと間がもたないのでは」と少し思っていましたが、そんな心配はまったくいりませんでした。手作りの生い立ちムービーを家族と並んで見ながら、これまで歩んできた時間を一緒に振り返りました。笑い声と涙が交じる、あたたかいひとときでした。感謝の想いを届ける時間最後に手紙を読む時間。人数が少ないからこそ、言葉がまっすぐ届いているのを感じました。派手さはなくても、心に残る時間でした。翌朝まで続く結婚式式が終わってすぐ解散ではなく、そのまま宿泊できたことも、この結婚式の大きな魅力でした。翌朝は、家族と町を歩き、ゆっくり朝食を味わいました。結婚式が一日で終わるのではなく、その余韻まで大切にできたことが、私たちらしい結婚式だったと思っています。少人数ウェディングを考えている方へ私たちも最初は、少人数で本当に大丈夫かな、と不安がありました。でも今は、人数が少なかったからこそ、家族の表情や言葉を、ひとつひとつ心に残すことができたと思っています。ゆっくり過ごすことを大切にしたい方には、こういう結婚式もあることを、知ってもらえたら嬉しいです。