「最初は、写真だけでもいいかなと思っていました」結婚式に少し恥ずかしさもあり、まずはフェアに行ってみようか——。そんなところから始まった、おふたりの結婚式。けれど、結婚式について考えていくうちに、少しずつ見えてきた想いがありました。両親へ、普段なかなか言えない「ありがとう」を伝えたい。家族や大切な友人と、同じ時間を過ごしたい。そして何より、大切な人に喜んでもらいたい。結婚式だからといって、決まった形にとらわれるのではなく。大切な人と近い距離で笑って、話して、美味しいものを一緒に食べる。おふたりが選んだのは、そんな温かな結婚式でした。大切にしたのは、「ありがとう」がちゃんと届くことおふたりが結婚式で一番大切にしたかったこと。それは、「感謝を伝えること」でした。これまで大切に育ててくれたご家族へ。いつもそばにいてくれた友人へ。結婚式という特別な日だからこそ、普段はなかなか言葉にできない想いを伝えたい。そして、ゲストには結婚式をただ“見てもらう”のではなく、一緒に笑い、一緒に楽しんでもらいたい。そんな想いから、おふたりの一日がつくられていきました。家族の手で、送り出される新郎様は、お母様からジャケットを整えてもらうジャケットセレモニーを。新婦様は、お母様からベールをおろしてもらうベールダウンを。これまでの日々を思い返しながら、家族の手で送り出してもらう時間です。おふたりが選んだのは、大切なゲストに結婚を誓う宴内人前式。リングキッズに指輪を届けてもらい、ゲストと一緒につくったウェディングツリーにスタンプを。「大切な人たちに見守られながら、夫婦になる」おふたりが大切にしていた、ゲストとの距離の近さを感じる挙式になりました。「ケーキじゃなくて、おにぎりがいい」披露宴に登場したのは、ウェディングケーキではなく——大きな「おにぎり」。使われているのは、ご親戚が大切に育てたお米です。おふたりで仲良く「おにぎり入刀」をしたあとは——今度は、お互いのために自分たちの手でおにぎりをむすびます。どんな大きさにしよう。どんな形にしよう。そんなやりとりにも、自然とおふたりらしさがあふれます。そして完成したおにぎりを、お互いに「あーん」。ファーストバイトならぬ、「おにぎりバイト」。会場いっぱいに笑顔が広がりました。結婚式だから、ウェディングケーキでなければならない。そんな決まりはありません。好きなもの。大切な人とのつながり。自分たちらしいもの。それを結婚式の中に取り入れることで、そのおふたりにしかない時間が生まれます。主役でいるより、みんなのそばへおふたりが望んでいたのは、「ゲストとたくさん話せる結婚式」。だから、ずっと高砂に座っているのではなく、自分たちからゲストのもとへ。一緒に乾杯をしたり。写真を撮ったり。久しぶりの友人と話したり。一緒に笑ったり。まるで、「大切な人たちを招いた、大きな食卓」のような時間。おふたりとゲストの間に境界線をつくらない。そんな距離感が、この日の温かな空気をつくっていました。「ありがとう」を、一杯のお茶漬けに込めてパーティーの後半。もう一度登場したのが、ご親戚が育てた大切なお米でした。今度は、「お茶漬けビュッフェ」。7種類の美味しい具材から、好きなものを自由に選んで、自分だけのお茶漬けを楽しんでもらいます。でも、このお茶漬けビュッフェには、もう一つ大切な意味がありました。ご飯をよそうのは、スタッフではありません。新郎新婦のおふたりです。ゲスト一人ひとりのお茶碗に、おふたりがご飯をよそい、直接手渡します。「来てくれてありがとう」「今日は楽しんでる?」そんな何気ない言葉を交わしながら。料理を振る舞うためだけではなく、自分たちの手で、大切な人をもてなすために。大切な人が育てたお米が、おふたりの門出を祝う「おにぎり」になり、最後には、おふたりから大切なゲストへ感謝を届ける「お茶漬け」になりました。ひとつのお米から生まれた、おふたりらしい「ありがとう」の形です。大切な人だけに届ける、家族だけの時間結婚式が始まる前。おふたりが最初に過ごしたのは、ご家族だけの特別な時間でした。ゲストの前ではなく、これまで一番近くで支えてくれたご家族へ。「ありがとう」の気持ちを、一人ひとりの顔を見ながら、直接伝えます。最初のお打ち合わせでは、「手紙は緊張するので読まないかもしれません」と話されていたおふたり。それでも当日は、ご両親へ、それぞれの言葉で想いを届けられました。演出としてではなく、本当に伝えたい人へ届けるための手紙。だからこそ、その時間はおふたりとご家族だけの、かけがえのないひとときになりました。そして新郎様には、新婦様からサプライズの手紙も。「サプライズの手紙で泣いてしまって。“やられたー”と思いました(笑)」—— 新郎様よりAFTER WEDDINGおふたりに、結婚式を終えた今の気持ちを聞きました。Q. 結婚式を挙げようと思った理由は?Groom最初は「写真だけでもいいかな」と思っていました。でもフェアに参加する中で、一生に一度のことだし、両親へ感謝を伝えられる良い機会になるのではと思うようになりました。何より、妻に喜んでもらえたらという気持ちがありました。Bride最初は私も少し恥ずかしさがあり、「まずはフェアだけでも行ってみよう」という気持ちでした。でも、両親へ感謝を伝えられること、家族や大切な友人みんなでお祝いできる今この時間を大切にしたいと思い、恩返しの気持ちを込めて結婚式を挙げることを決めました。Q. 秋子想を選んだ決め手は?ゲストに楽しんでもらえる、アットホームな結婚式にしたいと思っていました。秋子想は会場の雰囲気が良く、ゲストとの距離が近い人前式ができること。そして何より、お料理がとても美味しく、「ゲストにも喜んでもらえる」と思ったことが決め手でした。地元・日田で打ち合わせや衣裳選びができることも安心でした。Q. 結婚式で一番大切にしたことは?「一番は、感謝です。」両親や友人へ、普段なかなか言葉にできない感謝を伝えられたことが、本当に良かったです。また、ゲストとたくさん関わりたいという希望も叶いました。各テーブルを回ったり、お茶漬けビュッフェで直接ご飯をよそったり。自分たちらしい形で、ゲストとの時間を楽しむことができました。Q. 準備期間やプランナーとの思い出は?最初は結婚式のイメージが漠然としていました。そんな私たちにたくさんのアイデアを提案していただき、一緒に理想の結婚式をつくっていく時間がとても楽しかったです。分からないことや悩みも気軽に相談でき、そのたびに丁寧に対応していただけたので、最後には、「あとは楽しもう」と思える気持ちで当日を迎えることができました。Q. 結婚式を終えた今、一番「やって良かった」と思うことは?「やっぱり、結婚式を挙げて良かった。」大切な両親。大好きな先輩や友人。大切な人たちに囲まれて過ごせたこと。目の前でみんなの笑顔や反応を見ることができたこと。そして、たくさんの「ありがとう」を直接伝えられたこと。入籍は先にしていましたが、結婚式をしたことで、「夫婦として新しいスタートを切ったんだ」と実感することができました。MESSAGE結婚式をするか、迷っているおふたりへ私たちも最初は、結婚式を挙げることに少し迷いがありました。でも、終わってみると、「やって本当に良かった」と心から思います。大切な人たちに囲まれて、直接「ありがとう」を伝えられること。みんなの笑顔を、自分たちの目で見ること。それは人生の中でも、なかなかない特別な時間でした。「結婚式はこうしなければならない」そんな決まりにとらわれなくてもいいと思います。自分たちらしい形でいい。準備は大変なこともありますが、今ではその時間さえも大切な思い出です。FROM PLANNER初めてお会いした日から、おふたりが大切にされていたことは一貫していました。「自分たちが主役というより、来てくれるみんなに楽しんでもらいたい」「家族や大切な人たちへ、感謝を伝えられる一日にしたい」華やかな演出をたくさん取り入れるより、ゲストとゆっくり話し、美味しいものを囲みながら自然体で過ごせること。そんなおふたりの想いを、一緒に結婚式の形にしていきました。初めてのお打ち合わせからお話に出ていた、ご親戚が大切に育てた「お米」。当日は、おにぎり入刀やおにぎりバイト、そして8種類の具材を楽しむお茶漬けビュッフェへとつながりました。おふたり自身が一人ひとりにご飯をよそい、言葉を交わしながら手渡す姿は、まさに最初に伺った「ゲストとの時間を大切にしたい」という想いが形になった瞬間でした。そして、もうひとつ印象に残っているのが、ご両親へのお手紙です。最初は「緊張するから、読まないかもしれない」とお話しされていたおふたり。けれど当日は、それぞれの言葉でご両親へ感謝を届けられました。結婚式の準備を重ねる中で生まれた「今だから伝えたい」という気持ちも、この日だからこそ生まれた大切な時間だったのだと思います。最初から、理想の結婚式がはっきり決まっていなくても大丈夫です。「誰と、どんな時間を過ごしたいのか」「誰に、どんな想いを伝えたいのか」そこから一緒に紐解いていくことで、そのおふたりにしかない結婚式が少しずつ形になっていきます。初めてお会いした日に話してくださった想いが、一つひとつ目の前の景色になっていく。その一日をご一緒できたことを、心から嬉しく思います。____「結婚式をするか、まだ迷っている。」そんなところからでも、私たちは一緒に考えます。結婚式をすることを前提にするのではなく、おふたりにとって、どんな一日なら「やって良かった」と思えるのか。まずは、そこからお話ししませんか。